2017年1月13日金曜日

業界の構造変化(1/2)

■業界の構造変化
 昨今、機関投資家業界に関するニュースがあれこれ飛び交っており、毎日のようにリストラや方針転換の話題等が上がっております。我々個人投資家からすると対岸の火事のように見えますし、日頃からヘイトが溜まっている方からすると、他人の不幸で今日も飯が美味いという話かもしれません。
 しかし、実際のところはどうなのでしょうか。彼らのような大口の構造が変わる以上、市場の動きにも変化が起きるはずです。そして、こういった市場の変化が生まれる最初の段階こそ、多くの投資家が犠牲になりやすい時期でもあります。

 「今までと違う」、「これまで上手くいってたのに」と言いながら沈みたくはありませんし、大きなドローダウンを受けてボロボロになるのも避けたいところです。とはいえ、一発くらうまではそのままでいるストロングスタイルも否定はしません。
 ただ、「あの失敗から学んだ」というといい話のように聞こえますが、見えている落とし穴に飛び込むのは賢くありませんし、経験しないと学ばないスタイルではその先もくらうことになるので、遅かれ早かれ退場か資産半減といったドローダウンに追い込まれるでしょう。ここは文明人らしく(足りない)知恵をもって未然に防ぐ方向で努力したいところです( ・ㅂ・)و ̑̑


■何が変わってるのか
 機関投資家といって範囲は広い訳ですが、独断と偏見の基づいた上でだいたいこんな感じに変わってるきてるよねというのが下記の表です。あくまでも公開されているニュース等に基づいたもので、間違ってても責任は取りません(^q^)


今まで変化の方向
個別企業の深掘り機械的・汎用的なアプローチ
アクティブ・パッシブETF
セクター担当がいて人数多め類似スキルで人数の減少
手数料高め手数料削減
リターン重視ボラを減らして安定運用


 多分に突っ込みどころ満載ですが、大枠の方向性としては「コストを減らす」「広い範囲での投資を拡大」という2つの特徴があるかと思います。コストを減らすのは分かりやすく、人を減らしてマネフィー等の手数料を減らすという話ですね。
 また広い範囲での投資を拡大は、個別銘柄を深く調査するのではなく、ファクターやマイクロストラクチャー等のように、ある程度汎用的なモデルに基づいて、個別ではなく一塊で管理するという話になります。

 表にあげた内容はそれぞれが独立しているわけではなく、上記2つの方向性に沿っているもので、ETFへの投資拡大→手数料削減しないとAUM維持できない→人減らす→少人数でもカバーできる範囲を維持するためクオンツ寄りに、みたいな背景があったりするわけです。
 もちろん、「お前のストックピッキング力低くない?(*´ω`*)」といったパフォーマンスの低下を改善するため、新しいやり方に取り組んでいるという話もあります。この間も、ロング・ショートファンドがショートしなくなるとかいう、存在意義を問いかけるようなファンドの話がありましたね。

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